レコーディングは伊豆高原の伊豆スタジオ(左)と大阪難波のスタジオ・ラブラボ(赤)にて。
前作同様今作でも本当にたくさんのプレイヤーとエンジニアのサポートに助けられました。
伊豆スタジオにいたのはうめとかぶき。うめは家猫でエンジニアの山内さんが大好き。吉田家のうめと同じ名前です。かぶきはなでると体全体でよろこびを表現する素直な外猫。伊豆スタジオに来た人は、まずはかぶきにお迎えされるのでしょう。
ストリングスのレコーディングではバイオリン/チェロ/バイオリンという変わったポジションで演奏し録音。これはチェロの青弦さんのアイデアで、ストリングスは第一、第二バイオリン、と役割が決まっていることが多いのですが、吉田の楽曲は主旋律を色々な楽器が担当するように構成されているので、音の混じり具合などを安定させるための並び方だったのです。4つ目のこの写真は「grateful goodbye」に出てくるピチカートを録音したあとの写真ですね。
ラブラボでは、エンジニアDr.西平さんの眼鏡が砕け散るという素敵なメガネ・ハプニングも発生し、また僕はラブラボのことが好きになってしまったのです。本作はそうやって6月から8月にかけて、弦楽器/ピアノ/フルートは伊豆スタジオ、管楽器/ドラムスはラブラボにて僕の細かすぎるわがままをすべての人に聞いてもらいながら、じっくりと録音を重ねていった作品。まさにグレイトフル、感謝です。
その「グレイトフル・グッバイ」が、今書店に並んでいるサウンド&レコーディング、インディーズ・イシューなどの音楽専門誌や一部ファッション誌などでもレビューされていますので、ぜひご覧ください。
吉田家の近所にある「本ならなんでも揃う」ととても大胆な宮脇書店では、水嶋ヒロ・処女作発売中!とでっかく広告が出ていました。違う名前で出してもそう書かれてしまうのはつらいでしょうね。でも良い作品なら関係ないのかも知れません。
うめvsうめ
おまけみたいな吉田うめの牙があなたをねらっています。
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